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コレクターズカーオークションのグローバルカンパニー、RMサザビーズが、中東での事業展開を記念して、現地の自動車事情や文化に即したイベントを開催した。

DIFCのサザビーズ・ドバイ・ギャラリーで開催されたローンチ記念パーティーには、自動車愛好家、アートや時計のコレクター、イベント主催者、業界関係者などが参加し、発足を祝った。

このイベントは、RM サザビーズの当地域における使命を理解を促すよい機会となった。5月20日にイタリア・コモ湖畔で開催される「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」において、ヴィラ・エルバで開催されるオークションに出品されるスカリエッティ製1961年型フェラーリ250GT SWBベルリネッタがこのイベントにおける展示のために空輸された。

会場には、バイクのヘルメットや人気レーシングドライバーのジャケットなど、ヴィンテージのアイテムも展示。

RM サザビーズのシニアコンサルタントであるギタ・メジディ氏は、中東は自動車シーンにおけるハブになる可能性を秘めていると語った。

「世界のカーコレクター市場で40年以上の経験を持つ当社は、その専門知識と情熱を中東に持ち込み、パートナーと共に自動車文化に貢献し、お客様に全く新しいレベルでのコミュニティへの帰属を体験していただくことを楽しみにしています」と彼女は語った。

同社のピーター・ウォールマン会長は、「この地域が持つ、美しい自動車に対する情熱と、その愛好家やコレクターにサービスを提供する我々にとって、これがいかに素晴らしい機会であるかを我々は十分に認識しています。中東・アフリカへの事業展開を開始できたことを嬉しく思っています。」と語った。さらに、「RMサザビーズは、世界で最も価値のある車を販売してきた実績があり、中東のコレクターが 『夢の車』を手に入れるのをサポートするのにふさわしいポジションにあると言えるでしょう。」と加えた。

同会長は、コレクターズカーのコミュニティは 「主に体験を共有すること」に意義があると説明、さらに、RMサザビーズがこの市場に 「自動車に関する専門知識とグローバルなリーチ 」をもたらすと信じていると付け加えた。

RMサザビーズは、2022年に1億3500万ユーロという史上最高額で落札された1955年製のメルセデス・ベンツ 300 SLR Uhlenhaut Coupéなど、世界で最も重要な自動車を出品してきた。