
東京:ソニーは今年、プレイステーションの携帯型ゲーム機「PlayStation Portalリモートプレーヤー」を29,980円(税込)で発売する。
これまでProject Qの名称で知られていたPlayStation Portalリモートプレーヤーは、8インチ・解像度1080pの液晶ディスプレイを搭載。アダプティブトリガーやハプティックフィードバックに対応する、DualSenseワイヤレスコントローラーが付属する。
Nintendo Switchのような、ゲームをネイティブにプレイできる他の携帯型ゲーム機とは異なり、このデバイスはWi-Fiを利用して、ユーザーのPlayStation 5(PS5)にインストール済みのゲームをプレイする。PS Plusプレミアムのサービスを通じてPS5にダウンロードする、クラウドストリーミングのゲームには対応していない。
ゲームを操作する人はPS5と同じ場所にいる必要がなく、このデバイスでゲームをストリーミングしながら遊ぶことができる。
Bluetoothは搭載されないため、接続できるのはソニーから発売予定のオーディオ機器、PULSE Eliteワイヤレスヘッドセット(18.980円 税込)、またはPULSE Exploreワイヤレスイヤホン(29,980円 税込)のみとなる。
ソニーの新しいオーディオ機器ではPlayStation Linkという技術を使用しており、低遅延のロスレスオーディオを楽しむことができる。PlayStation Portalリモートプレーヤーには、最初からUSBアダプターが同梱されているが、PS5に接続するにはこのUSBアダプターが必要になる。
PlayStation Portalリモートプレーヤーは、下部に3.5mmオーディオ端子が搭載されており、有線ヘッドホンにも対応している。
Introducing 🗣️
— PlayStation (@PlayStation) August 23, 2023
🔹PlayStation Portal remote player
🔹PlayStation Pulse Explore wireless earbuds
🔹PlayStation Pulse Elite wireless headset
First details at PS Blog: https://t.co/meD5OKkvlH pic.twitter.com/3xJQu7hEmj
ソニーから発売される携帯型ゲーム機は、2004年のPlayStation Portable、2011年のPlayStation Vitaに次いで、今回で3機種目となる。
PlayStation Portalリモートプレーヤーの正式な発売日は、まだ発表されていない。