




リヤド:バーハで行われている女性のアートムーブメントは、地域と国の伝統を披露することでサウジのアートシーンを盛り上げている。
視覚芸術家のサミア・アル・オスマン氏はサウジ通信社に対し、バーハで行われている女性のアートムーブメントは近年、かなりの発展を遂げていると述べた。同氏は2012年以来、地元や海外での展示会やフォーラムに参加したり、さまざまなアートスクールのトレーニングコースを経たりして、幅広いテクニックを活用している。
ナダ・アル・ジャビリ氏は自らの才能を早くに見出したという。彼女の絵画には未来への熱望が見てとれ、女性のエンパワーメントと女性の芸術的なアイディアの活用と同調しているのだという。
視覚芸術はナショナル・アイデンティティにハイライトを当てて、サウジの文化的・歴史的・社会的・芸術的伝統を世界に紹介することによって、素晴らしいメッセージを送っているとアル・ジャビリ氏は加えて言った。
芸術家のジャウハラ・アル・ガムディ氏は、アートムーブメント、芸術的対話、多文化主義は近年、女性を力付けており、アートシーンにおける女性の存在感を強く主張しているのだと信じている。また、バーハでの女性のアートムーブメントは、この地域での観光事業を発展させ、歴史的・社会的伝統を紹介しているのだという。
別の視覚芸術家サラ・アル・ガムネン氏は「一般的に視覚芸術は社会運動の一部です。女性の視点、将来、役割、際立った特徴を表現した特に女性による視覚芸術はそうです」と言った。
芸術家のアッザ・アル・ハセン氏の旅路はアートクラスから始まり、その後トレーニングセッションに通って才能を磨いた。アクリルポーリング、印象主義、パレットナイフペインティングといったセッションがあった。今ではAl-Hasen氏は視覚芸術の認定トレーナーだ。
視覚芸術家でAssociation of Culture and Arts in Baha会員のアフメド・サレ・アル・ムンタシェリ氏によると、バーハの女性によるアートムーブメントはまだ始まったばかりだが、女性芸術家が目に見えて増加した2012年に急速に成長したという。
また、この地域の女性芸術家は地元や世界での経験から影響を受けており、多くの作品にその経験が反映されているという。