
東京都:資源エネルギー庁によると、2023年8月分の日本のサウジアラビアからの原油輸入量は約2793万バレル(36%)と小幅ながら増加した。前月は2760万バレルで全体の38%を占めていた。
日本が8月に輸入した原油は約7755万バレルで、このうちアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、バーレーンのアラブ6カ国が7333万バレルを供給した。
UAEからは約3567万バレルで全体輸入量の46%を占めた。クウェートは469万バレル(6%)、カタールは約295万バレル(3.8%)を供給した。オマーンからは約150万バレル(1.9%)、バーレーン0.6%、中立地帯は0.1%。
そのほかの輸入先については、イラン、ロシアからの石油の禁輸措置が続く中、中南米が(2.8%)、米国(0.9%)、東南アジア(0.8%)、オセアニア(1%)となっており、アラブ諸国への依存度が歴史的に増加する形となった。
これらの数字は、2023年8月に日本の港にある製油所、タンク、倉庫に到着した石油の量を示している。日本はエネルギー需要の約3分の1を石油で賄っている。