
東京:経済産業省資源エネルギー庁によると、2月に日本がサウジアラビアから輸入した原油は3,085万バレルで、全体の45.8%を占めた。
日本が2月に輸入した原油の総量は6,730万バレルであり、そのうちアラブ諸国からの輸入は6,548万バレル、全体の97.3%に達した。
この数字は、日本のエネルギー安全保障におけるアラブ諸国の重要性を明確に示している。日本への主要な原油供給国は、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、そしてサウジアラビアとクウェートの間にある中立地帯であった。
UAEからの輸入は2,580万バレルで、全体の38.4%を占めた。
クウェートは380万バレル(5.7%)を供給し、カタールは約300万バレル(4.5%)、オマーンは約150万バレル(2.2%)となった。
サウジアラビアとクウェートの間にある中立地帯からの供給は、小規模ではありますが、日本の総輸入量の0.7%にあたる約46万8,000バレルだった。
国際的な地政学の影響も引き続き日本の2月の原油輸入に影響を与えており、イランとロシアからの原油輸入が禁じられている中、日本のその他の原油輸入元は、オセアニア(1%)、エクアドル(0.9%)、カナダ(0.8%)となっている。