
日本のANAホールディングスは火曜日、ボーイング787-10および787-9航空機の計20機を発注し、2022年度から2025年度に就航する予定であると報告した。
業界ソースによると、この発注の発表は同米国飛行機メーカーにとって今年初になるという。
発注内容はANA国内路線に対応する787-10機が11機、ANA国際路線で飛行する787-9機の9機からなる。購入の価格は明らかにされていない。
ゼネラル・エレクトリック製のエンジン搭載した航空機の契約は、小型の737 MAXの苦闘の末に数十年ぶりに1月の注文数がゼロだったボーイング社にとって後押しとなる。
詳細の入手が早急にできなかった。ボーイングはコメントを拒否し、ANAはコメントのリクエストにすぐに対応しなかった。
2011年の787プログラムのローンチカスタマーであったANAは、787-8、787-9、787-10の3つのモデル機すべてを運用している。フライト追跡WebサイトFlightRadar24によると、その機団には71機の飛行機が含まれている。
ANAはロールスロイスホールディングスPLCエンジンを使用して、既存の787機に電力を供給している。ただし、追加の検査を必要とするエンジンの問題により、日本の航空会社は2018年に数百便をキャンセルしている。
787機のロールスロイスの顧客でもあるニュージーランド航空社は、昨年、最新8機のためのGEエンジンを注文しているので、これにより両タイプを就航することとなる。
ロイター/AFP