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東芝、9月中間赤字521億円=上場廃止前、最後の決算発表

(AFP)
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14 Nov 2023 11:11:48 GMT9
14 Nov 2023 11:11:48 GMT9

東芝が14日発表した2023年9月中間連結決算(米国会計基準)は、純損益が521億円の赤字(前年同期は1006億円の黒字)に転落した。中間赤字は4年ぶり。東芝は15年の不正会計問題発覚から混乱が続いた経営の立て直しを国内投資ファンドの傘下で進める。東芝株式は12月20日に上場廃止となる見込みで、今回が廃止前で最後の決算発表だった。

赤字に転落したのは、約4割の株式を持つ半導体大手キオクシアホールディングスの業績悪化で761億円の持ち分法投資損失を計上したため。 

売上高は前年同期比6.1%減の1兆4976億円だった。空調事業が子会社株の譲渡で連結対象外となった影響に加え、パソコンやゲーム機器向けのハードディスクドライブ(HDD)市場の縮小、民生用半導体の需要減が減収要因となった。

本業のもうけを示す営業利益は約8.1倍の222億円と大幅な増益。エネルギーやインフラ事業が好調だった。

24年3月期の連結業績予想では、キオクシアの上半期の業績悪化を踏まえ、純損益が50億円の赤字(従来は300億円の黒字)に陥ると見込んだ。

時事通信

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