
リヤド:サウジアラビアの非石油部門は2023年7月以来最速の売り上げ成長を示し、同国の12 月の購買担当者指数(PMI)は 57.5 を記録したことが経済追跡調査により明らかになった。
S&Pグローバルがまとめたリヤド銀行サウジアラビアPMIレポートによると、同国の非石油部門PMIは 11月と変わらず、10月の58.4からわずかに低下した。
S&Pグローバルは、11月のPMIが引き続き中立の基準値である50を大幅に上回り、非石油民間部門の大幅な改善を示していると指摘した。
リヤド銀行チーフ・エコノミストのナイーフ・アル・ガイス氏は同レポートで、「サウジアラビアの12月の非石油部門PMIは特に製造業での新規受注が加速したために57.5という素晴らしい数値に達した」と述べた。
アル・ガイス氏はさらに、「この成長は企業活動と輸出の急上昇に支えられ、非石油部門の回復力と力強さを浮き彫りにした。」と付け加えた。