サウジアラビア開催の世界経済フォーラム特別会議、コロナウィルスの最新の犠牲者に

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07 Mar 2020 08:03:04 GMT9

アラブ・ニュース

ロンドン：来月、サウジアラビアで開催が予定されていた世界経済フォーラム特別会議は、コロナウィルス蔓延の恐れのため中止になった。

その代わりに、会議は2021年春に変更された。予定どおり開催されていた場合、王国が多数の著名人が集う会議を主催するのは初めてだった。

今回の中止によって同会議は、同地域および世界各地で公衆衛生を理由に中止、または延期された一連のイベントに名を連ねることとなる。

「世界中でコロナウィルスを囲むダイナミックな状況を踏まえ、慎重に検討した結果、世界経済フォーラム、およびサウジアラビアにおける私たちのパートナーたちは、この特別会議を2021年春に変更することで同意しました」と世界経済フォーラムはアラブ・ニュースへの声明で述べた。

「民間協力が今こそ、大切です。私たちは電子的に連絡を取り合い、引き続き、同地域にとって前向きな課題を推し進めることに従事します。そうすることで全てのステークホルダー集団から最高レベルのリーダーたちを団結させていきます。」

この発表はまさに、世界保健機構が、コロナウィルス危機を充分に真剣に受け止めていない諸国がいると警告し、株市場が世界的に暴落し、石油が2017年7月以来最低を記録した、金曜日に行われた。

「これは避難訓練ではありません」とテドロス・アダノム・ゲブレイェソスWHO事務局長は取材陣に話した。「今は諦める時ではない。言い訳をする時ではない。とことん、全力を尽くすときです。」

世界経済フォーラム特別会議は4月5日と6日に開催が予定されていた。

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