
リヤド:サウジアラビアのディルイーヤ・プロジェクトへの民間部門の投資は、同国が観光業を推進し続ける中、225億リヤル(60億ドル)に達したと、政府高官が述べた。
ディルイーヤ・ゲート開発局のジェリー・インゼリーロ最高経営責任者(CEO)は、この遺産への主要投資は、ホテル、レストラン、小売、住宅部門で行われていると語った。
インゼリーロ氏によると、こうした買収は、政府がインフラ、新しい道路、水道、電力に300億リヤルを費やした時期と重なっているという。
「ホテルと投資は2つの非常に興味深い分野であり、ホテル、レストラン、小売、住宅部門について現在判明しつつあるのは、民間部門への投資が相当量あるということです」とインゼリーロ氏はCNBCアラビアとのインタビューで述べた。
「今年は、これらの分野でインフラや新しい道路、水道、電気に300億リヤルを費やしました。ホテル、小売、レストランへの民間部門の投資のコミットメントはすでに総額60億ドルに達しています」
ディルイーヤの開発は、サウジアラビアにとって最も重要な課題の一つである。サウジアラビアは、「ビジョン2030」に示された目標に沿って、世界的な観光拠点として発展することを目指している。
このアトラクションは、リヤドから北西に15分ほどの場所に位置する622億ドルの開発プロジェクトである。この遺産には、ユネスコ世界遺産に登録されているアル・トライフがある。
ディルイーヤ社は1月22日、ディルイーヤとリヤドの主要幹線道路の38番出口をつなぐプロジェクト、西環状道路のトンネルハイウェイの完成を発表した。
同社によると、新しいルートは交通安全を確保し、市民の生活の質を向上させ、ディルイーヤとリヤドの他の地域へのアクセスを改善することが期待されている。
これに先立つ1月、サウジ観光フォーラムの開催中に、インゼリーロ氏はアラブニュースに対し、リヤドは「毎年」一貫した変革を遂げ、観光客や住民がその違いを実感できるようになると語った。
12月には、世界的なホスピタリティ大手のマリオット・インターナショナルが、ディルイーヤのフラッグシップ・プロジェクトであるザ・リッツ・カールトンの起工式を行った。
このホテルは2026年に開業予定で、34室のスイートを含む195室の客室、専門レストラン、終日営業のダイニング施設を備える。