リヤド:サウジアラビアとクウェートは、OPECプラスの全加盟国が、生産者と消費者の利益になり、世界経済の成長を支える形で同盟関係を堅持する必要性を強調した。
この発言は、クウェートのシェイク・ミシャール・アル・アフマド・アル・ジャベール・アル・サバーハ首長が30日、リヤドの王宮でサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子に謁見した後の共同声明の一部である。
両国は、石油・ガス分野や炭化水素資源のクリーン技術など、いくつかの分野での協力を強化することに合意した。両国は、世界のエネルギー供給需要の持続可能性に貢献する形で、関連プロジェクト開発をすすめていく。
双方は、サイバーセキュリティ分野における覚書の調印を歓迎し、この分野での協力を引き続き強化することの重要性を強調した。
両国首脳は、サウジアラビアの首都とクウェートを結ぶ鉄道連結プロジェクトの調印を称賛した。
シェイク・ミシャール首長はまた、リヤドが2030年万国博覧会の開催国に選ばれたことと、2034年FIFAワールドカップの開催国としてサウジアラビアが立候補したことについて、サウジアラビアの指導者に対して祝福した。
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、クウェート指導者の支援と、同国がリヤドを万博開催国に推薦したことに感謝すると述べた。