
東京:経済産業省の資源エネルギー庁によると、1月の日本の原油輸入量はアラブ首長国連邦(UAE)からの3,158万バレルが最多で、総輸入量の41.9%を占め1月にUAEが日本への最大の原油供給国だったことを意味する。
サウジアラビアからは2,915万バレルで、輸入総額の38.6%を占めた。
1月中、日本は総量7,543万バレルの石油を輸入したが、このうち92.8%にあたる6,997万バレルが中東のGCC諸国(UAE、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、バーレーン)からの供給であった。
UAEとサウジアラビア以外では、クウェート561万バレル(7.4%)、カタール264万バレル(3.5%)、また総輸入量の0.7%をオマーンから、0.6%をバーレーンから輸入している。
日本のイランとロシアからの石油輸入禁止措置は1月も継続しており、残りの日本への供給国は米国(5.4%)、中南米(0.9%)、東南アジア(0.6%)、オセアニア(0.4%)となっている。
原油は日本のエネルギー需要の約 3 分の 1 を占めており、アラブ諸国からの石油は日本のエネルギー安全保障にとって極めて重要である。