
リヤド:サウジアラビアへの旅行者は、同王国の航空会社フライナスの25%増便により、より多くのフライトを利用できるようになる。
プレスリリースの中で同社は、エアバスA320neo型機2機の購入を完了し、運航能力が向上したことを明らかにした。
これにより、ラマダン期間中の国際線および国内線の座席数は120万席以上となる。
同航空は以前にも3機のA320neoを取得しており、2023年12月には保有機材を合計63機に拡大する。
昨年だけでも、フライナスは18機の同型機の納入を受けている。
これらの納入により、このサウジアラビアの格安航空会社は全エアバス機体数を2倍以上に増やし、2年足らずで100%以上増加させた。同社は、A320neo型機の保有数を73%以上増やし、46機とした。
さらに、聖なる月の巡礼者へのサービスを強化するため、A330ワイドボディ機を4機導入した。
これらの航空機購入は、エアバス社からの120機、総額320億SR(85億ドル)以上の発注の一部であり、新規航空機発注を250機に増やす計画の一環である。
フライナスはプレスリリースの中で、このイニシアティブは国家民間航空戦略に沿ったものであり、同戦略は王国とリンクする国際就航都市を250都市まで拡大することを目標としていると述べた。
同戦略はまた、2030年までに年間3億3,000万人の旅客と1億人の観光客の誘致を目標としている。
現在、フライナスは国内外70都市以上に就航し、週1,500便以上を運航している。同航空会社は、サウジ・ビジョン2030の目標に沿って、165都市への就航を目指している。
フライナスは最近、世界最大級の旅行見本市であるITBベルリン2024に参加した。
このイベントの中で、フライナスはジェッダとベルリンを結ぶ新たなフライトを運航する計画を発表し、9月4日からこの2都市を週3便で結ぶフライトを開始する。
これは「ヨーロッパでのネットワーク拡大」という同社の計画の枠内に入るものであると、当時のリリースは述べている。