
リヤド: サウジアラビアのビジネス・グループと地域のエンターテイメント団体との間で、王国と湾岸全域の業界発展のための協力協定が結ばれた。
サウジアラビア商工会議所連合会と中東・北アフリカ・レジャー・アトラクション協議会の間で結ばれたこの協定は、イベントや会合を通じて業界のバイヤーとサプライヤーを結びつけ、継続的な教育やトレーニングを提供することを目的としている。
同連盟はXのアカウントで、この協定は安全な慣行、地域の発展、専門家の成長、この分野での商業的成功を促進することを目的としていると説明している。
サウジアラビアの文化的景観が、王国の経済多様化戦略「ビジョン2030」の一環として拡大されつつあるなか、今回の調印は実現した。エンターテインメント部門は、10年後までに国内総生産に230億ドル(3%)の貢献を果たすとされている。
総合娯楽庁が8月に開始したサウジアラビアの新しいデジタル・プラットフォームでは、施設やタレントのライセンス、群衆管理の認証など、主要なエンターテインメント・サービスにアクセスできるようになった。
このイニシアチブはサウジ・ビジネス・センターのデジタル・プラットフォームを通じて利用可能で、起業家や企業のプロセスを合理化し、この分野での事業活動と投資を促進することを目的としている。
8月11日に開始された第一段階は、ビジネスが効率的に運営され、王国の進化するエンターテインメント部門に適応できるように設計された必須サービスを対象としている。
ロンドンを拠点とする世界的な出版・調査・コンサルティング会社であるオックスフォード・ビジネス・グループは、サウジアラビアの娯楽・アミューズメント市場は2024年までにおよそ25億5,000万ドルと評価され、2029年までに42億ドル(年平均成長率10.44%)に成長すると予測している。
2030年には、より広範なエンタテインメント部門は約11億7000万ドルに成長すると予測され、これは年率47.65%の増加を反映している。
この成長には、リヤドのキディヤ・エンターテインメント・シティなど、この分野でのプロジェクトの急増が寄与している。