
アラブニュース
ドバイ——『アル=アハラム』紙に掲載のハラ・エル=サイド計画省大臣の言葉によれば、エジプトの本会計年度の観光収入は、以前に予想されていた160億ドルまでは届かず、110億ドル程度と予想されている。.
「現在の世界的なコロナウィルスの感染拡大の結果として、エジプトの観光事業と航空産業はほぼ休止している」とエル=サイドは話した。
同大臣は、カイロのセントラルエージェンシー・フォー・パブリックモービライゼーション・アンド・スタティスティックス(CAPMAS)本部で行われた記者会見で、成長率は次の会計年度の後半でいくらか回復すると予想していると言い添えた。記者会見は、コロナウィルスがエジプトやその他の場所の経済に及ぼす影響を評するために開かれた。
エジプトの観光産業は外国通貨の主要な供給源の一つであり、『アル=アハラム』紙によれば、2019年の収益は130億ドルに達した。
エジプトは夜間外出禁止令を敷き、大規模な集会を禁止し、学校や大学は閉鎖して、全ての国際線業務を中止した。COVID-19の感染拡大を抑えるためだ。
同国で報告されているコロナウィルス感染者数は2.190名で、164名が死亡し、589名が快復している。