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ユニクロの親会社、過去最高益を報告

また、カジュアル衣料大手のユニクロの海外店舗でも「大幅な増収増益」を達成。(AFP)
また、カジュアル衣料大手のユニクロの海外店舗でも「大幅な増収増益」を達成。(AFP)
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10 Oct 2024 04:10:05 GMT9
10 Oct 2024 04:10:05 GMT9

東京:ユニクロの親会社であるファーストリテイリングは木曜日、猛暑と観光ブームにより国内の利益が押し上げられ、「2024年度の過去最高益」を達成したと発表した。

また、カジュアル衣料大手ユニクロの海外店舗でも「大幅な増収増益」を達成したという。

ファーストリテイリングは、スペインのザラを所有するインディテックス、スウェーデンのH&Mに次ぐ世界第3位の衣料品メーカー兼小売業者であり、純利益は前年比25%増の3719億円(25億ドル)となった。

同社は積極的な国際展開戦略を推進しており、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが緩和されて以来、数年にわたって収益が過去最高を更新している。

冬の暖冬により、ダウンジャケットで有名な日本のユニクロ店舗の売り上げは若干減少した。

しかし、その後、2024年3月1日から8月31日までの下半期の既存店売上高は、気温が安定して高かったことから、前年同期比で11.7%増加した」と同社は声明で述べた。

今年の日本の夏は記録上最も暑い夏となり、気候学者は地球温暖化により2024年は地球史上最も暑い年になると予測している。

ファーストリテイリングによると、国内ユニクロ店舗は「夏物コア商品の戦略的在庫を夏シーズン終了まで維持」し、マーケティング施策を強化した。

また、日本は記録的な数の観光客を迎えており、2024年には海外からの訪問者数が3500万人に達すると予想されている。

「海外からの訪問者による旺盛な需要も、ユニクロのブランド認知度が世界的に高まり続けていることから、日本のユニクロの収益増加に貢献した」とファーストリテイリングは述べた。

海外のユニクロについては、営業利益率が「北米と欧州の両方で大幅に改善した」という。

中国本土と香港での売上は、事業年度の前半は好調だったが、後半は伸び悩んだ。

同社は、その理由を「消費意欲の減退、季節外れの天候、現地の顧客のニーズを十分に満たすことのできない商品ラインナップ」にあると述べた。

ファーストリテイリングは、低価格衣料ブランド「GU」も展開しており、同ブランドの当期の売上と利益は大幅に増加した。

AFP

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