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東京：三菱重工サーマルシステムズ株式会社は、世界最大の地域冷房サービスプロバイダーであるエミレーツセントラルクーリングシステム株式会社（EMPOWER）と、ドバイの地域冷房プラントに大規模な遠心冷凍機を供給する契約を締結した。

この契約に基づき、MHIサーマルシステムズは2025年初頭から18台の先進的な冷凍機を供給する。これらの冷凍機は、3つの地域冷房システム（DCS）プラントに使用され、住宅、商業施設、医療施設、教育機関など多目的プロジェクトに冷房用の冷水を供給する。

この最新の契約は、2021年の大規模な遠心冷凍機の注文に続くものである。DCSの使用はドバイ政府の長期的な戦略の一環であり、2030年までに電気、水、輸送用燃料の消費を少なくとも30％、2050年までに50％削減することを目指している。

MHIサーマルシステムズの社長である伊藤喜啓氏は、「EMPOWERが再びMHIサーマルシステムズの冷凍機を選んでくださったことを誇りに思います。私たちは引き続き、EMPOWERのDCSプラントに先進的なソリューションを導入し、ドバイおよびUAEの炭素排出削減戦略にも貢献していきます」とコメントをした。

EMPOWERのCEOであるアフマド・ビン・シャファル氏は、このような契約が環境への影響を軽減し、より持続可能な未来への道を切り開くと強調した。

EMPOWERはドバイにおいて地域冷房容量の80％以上を担っており、87基の地域冷房プラントから冷房用の冷水を供給する世界最大の地域冷房サービスプロバイダーである。