東京:人気ブランド「ハローキティ」を展開する日本のエンターテインメント大手サンリオの株価は、大株主が持ち株比率を引き下げると発表したことで、水曜日に急落した。
サンリオが火曜日に発表した声明によると、大手銀行の三菱UFJを含む株主は、後で決定される価格で売却される2590万株もの株式を手放すという。
この動きは「株主基盤の拡大と多様化」を意図しているとサンリオは述べた。
水曜日の朝、サンリオの株価は17%も急落したが、その後14.6%まで下げ幅を縮小した。
ハローキティは、そのキュートで謎めいた顔で何十年もの間、世界中のファンを魅了してきた。
辻智邦CEOが2020年に祖父の後を継いで以来、同社の株価は7倍以上に急騰し、時価総額は1兆円を超えた。
ハローキティは今年50歳を迎えたが、ワーナー・ブラザースの映画公開が控えており、来年には中国の海南島に新しいテーマパークがオープンする予定であるなど、文化的現象は衰える気配がない。
AFP