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日産、最高財務責任者を交代=業績改善急ぐ、社長は留任

2021年7月15日、ミズーリ州カントンのカントン車両組立工場で行われた2022年モデルの生産開始セレモニーで、日産アメリカズのジェレミー・パパン会長は、同社の中型トラック「フロンティア」のデザインを一新したことについて語った。(AP写真)
2021年7月15日、ミズーリ州カントンのカントン車両組立工場で行われた2022年モデルの生産開始セレモニーで、日産アメリカズのジェレミー・パパン会長は、同社の中型トラック「フロンティア」のデザインを一新したことについて語った。(AP写真)
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12 Dec 2024 03:12:14 GMT9
12 Dec 2024 03:12:14 GMT9

日産自動車は11日、2025年1月1日付で一部の経営幹部を異動させる人事を発表した。最高財務責任者(CFO)に米国事業担当のジェレミー・パパン氏を充て、現CFOのスティーブン・マー氏は中国事業を担当する。内田誠社長は留任する。北米や中国での販売不振で業績が急激に悪化する中、経営陣を再編し事業環境の変化への迅速な対応を目指す。

後任の米国事業担当には、日産から欧州自動車大手ステランティスに移り、「ジープ」ブランドの責任者を務めたクリスチャン・ムニエ氏を起用。日本や東南アジアの担当者も交代する。日産は25年4月に経営陣のさらなる刷新を行う方針だ。 

日産は主戦場の北米や中国事業の不振が響き、24年9月中間連結決算は純利益、営業利益がともに前年同期比で9割の落ち込みを記録。内田社長は、世界で人員を9000人削減し、生産能力を20%縮小する経営合理化策を打ち出していた。

時事通信

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