
東京:ホンダと日産は、関係を深め合併する可能性のある計画の一環として、互いの工場で自動車を生産することを検討していると、日本の共同通信社が土曜日に伝えた。
ホンダはこの計画の一環として、日産にハイブリッド車を供給することを検討しているという。
日本第2位のホンダと第3位の日産が合併すれば、トヨタ、フォルクスワーゲンに次ぐ世界第3位の自動車販売台数を誇り、年間740万台を生産する自動車グループが誕生することになる。
両社は3月、電気自動車開発で協力する戦略的パートナーシップを結んだが、日産はここ数カ月、財務的・戦略的な問題に直面していた。
ホンダの広報担当者は、この報道について質問され、「日産と三菱自動車は、それぞれの強みを持ち寄り、協力の可能性を模索しているところだが、まだ何も決まっていない」と答えた。
日産はコメントを拒否し、報道の詳細は会社発表に基づくものではないと述べた。日産は三菱自動車の筆頭株主である。
共同通信によると、ホンダは現在ヨーロッパにエンジンとオートバイの工場しか持っていないため、イギリスにある日産の自動車工場を利用する可能性があるという。
この動きは、ドナルド・トランプ次期大統領の政策が、保護主義的な貿易政策を公約に掲げ、製造業をどのように揺るがすか懸念される中でのものだという。
ロイター