


東京 : 日本とアラブ首長国連邦(UAE)は、両国の宇宙産業基盤をさらに発展させると、日本の経済産業省が水曜日に発表した。
武藤容治経済産業相は火曜日、アラブ首長国連邦(UAE)のスルターン アハメド アル ジャーベル産業・先端技術相と会談し、この計画がUAE宇宙庁やその他の組織と協力し、両大臣間の協力覚書(MOC)の枠組みの中で行われることを決定した。双方は1年以内にMOCを締結し、署名することを望んでいる。
この協力は、両国間の包括的戦略的パートナーシップ・イニシアティブの枠組みの中で行われるものであり、12月にアブダビで開催された「日UAE宇宙官民ワークショップ」の成果を受けたものである。
このワークショップは、経済産業省、内閣府、宇宙航空研究開発機構、日本貿易振興機構、UAE宇宙庁の共催で行われ、両国の宇宙協力を深化させた。
双方は、両国の宇宙産業基盤の発展に向けたロードマップの策定に向けた協議を開始し、ロードマップの実現に向けたセミナーを開催することを決定した。
武藤経産相は、UAEで開催された世界未来エネルギーサミットに参加し、両国の関係閣僚と会談し、両国の経済関係の強化を図った。
その他の宇宙関連のニュースとしては、スペース・データ・コーポレーションとUAEの宇宙技術開発機関であるモハメド・ビン・ラシッド宇宙センター(MBRSC)との間で、月面のデジタル・ツインを構築するための覚書が締結された。
武藤大臣は火曜日、アブダビ執行関係庁のハルドゥーン・ビン・アブドゥルアジーズ・アル・カーシ・アル・ハッサン長官と会談し、両国間の協力関係のさらなる拡大について協議した。
さらにジャーベル大臣と会談し、日本への原油の安定供給に対する謝意を伝えるとともに、国際原油市場の安定化について協議した。また、気候変動対策や先端技術分野での協力の進展も確認した。
また、東芝エネルギーシステム&ソリューション社は、クリーブランド・クリニックへの重イオンビーム装置供給契約を発表し、アブダビ国営石油会社は、LNGバリューチェーンからのメタン排出を削減するCLEANイニシアティブへの支援を表明した。