
東京:トヨタ自動車は11日、2024年の世界販売台数が1,080万台となり、5年連続で世界一になったと発表した。
日本の自動車メーカーは、小型車メーカーのダイハツとトラック部門の日野自動車を含む、昨年の世界グループ販売台数が3.7%減少した。
この落ち込みの主な原因は、日本での販売不振で、特にダイハツでは認証試験の手順をめぐるガバナンスの問題に直面した。
2位のフォルクスワーゲン・グループは今月初め、昨年の販売台数が2.3%減の900万台強にとどまったと発表した。
トヨタ単体の販売台数は、日本での2桁減により、前年比1.4%減の1,020万台となった。
トヨタは、米国でのハイブリッド車の需要もあり、全体では過去最高の販売台数を記録したものの、世界トップの自動車市場で激しい価格競争が繰り広げられる中、中国での販売台数は6.9%減少した。
同社単体の販売台数のうち、ガソリン・電気ハイブリッド車は過去最高の40.8%を占めた。バッテリー電気自動車は1.4%だった。
ロイター