
東京:日本のソフトバンクはOpenAIに150億ドルから250億ドルを投資する方向で交渉中であvる。
この報道は、中国の新興企業ディープシークが今週、米国の競合企業の数分の一のコストで開発した強力な新チャットボットでパニックを引き起こし、市場に打撃を与えた後に行われた。
ソフトバンクとオープンAIは、ドナルド・トランプ米大統領が発表した、米国内の人工知能インフラに最大5000億ドルを投資する「スターゲイト」構想の一部だ。
FT紙は、交渉に直接詳しい人物の話を引用して、日本企業の投資計画は、スターゲイトへの150億ドル以上のコミットメントに上乗せされることになるだろうと述べた。
「最終的に、日本企業はOpenAIとのパートナーシップに400億ドル以上を費やす可能性がある」
オープンAIはスターゲイトにも150億ドルを投資する予定で、ソフトバンクの米国企業への株式投資は、後者のAIインフラプロジェクトへのコミットメントをカバーする可能性がある、とFTは付け加えた。
AFPの取材に対し、ソフトバンクからのコメントは得られていない。同社の株価は、木曜日午前の東京市場で1%下落した。
日本の大物経営者、孫正義氏によって設立されたソフトバンクは、1990年代にヤフーやアリババへの投資で大成功を収めたが、その他の投資では失敗したものもある。
サウジアラビアやアブダビなどから巨額の資金を得た孫氏は、トランプ大統領の初期の支持者でもあったが、ソフトバンクがチップ設計会社アームに出資していることもあり、AIに軸足を移そうとしている。
イーロン・マスク氏は今月Xで、主な投資家は「実際にはお金を持っていない」と述べ、公然とスターゲイトを軽蔑している。
世界一の富豪はOpenAIの初期投資家であり、テスラ創業者の発言を「間違っている」とした創業者のサム・アルトマン氏とは長い間確執があった。
AFP