
東京:経済産業省資源エネルギー庁が発表した2025年1月の日本のサウジアラビア産原油輸入量は3,400万バレルで、全体の41%を占めた。
1月中、日本は8,299万バレルの石油を輸入し、そのうちアラブ諸国のシェアは95.7%、7,940万バレルであった。
日本のエネルギー安全保障におけるアラブ諸国の戦略的重要性は、日本の石油輸入にアラブ諸国が大きく寄与していることからも明らかである。アラブ首長国連邦、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーンのアラブ5カ国と中立地帯からの輸入が主である。
アラブ首長国連邦は3,531万バレルを供給し、総輸入量の42.6%を占めた。次いでクウェートが485万バレル(5.8%)、カタールが296万バレル(3.6%)、オマーンが119万バレル(1.19%)であった。サウジアラビアとクウェートに挟まれた中立地帯は、日本の総輸入量の1.3%であった。
日本の地政学的な決定がその石油輸入を引き続き形作っている。イランとロシアからの輸入禁止が続く中、1月のその他の石油輸入は、アメリカ合衆国(2.6%)、中南米(1.5%)、オセアニア(0.3%)から調達された。