
ミュンヘン:バイエルン・ミュンヘンのDF伊藤洋輝が、またしても足の大怪我で無期限の離脱を余儀なくされ、チャンピオンズ・リーグ準々決勝のインテル・ミラノ戦を前に、チームの守備陣の苦境がさらに深まった。
バイエルンの強豪は日曜日に、伊藤が土曜日のブンデスリーガでのザンクト・パウリ戦(3-2)で右足中足骨の骨折を再発したと発表した。伊藤は交代出場していた。交代要員をすべて投入していたバイエルンは、終盤に選手不足に陥った。
シーズン前にライバルのシュツットガルトからバイエルンに移籍した伊藤は、プレシーズンのウォームアップのデューレン戦で負傷した。11月の復帰戦でも負傷し、再手術を余儀なくされた。
そして2月にようやく復帰を果たし、ブンデスリーガ6試合とチャンピオンズリーグ2試合に出場した。
「伊藤は数ヶ月のリハビリを経て復帰したばかりで、これからまた長期離脱を余儀なくされます。彼の気持ちは想像に難くない」とクラブのスポーツ担当理事のマックス・エーベルル氏は語った。
先週、バイエルンはDFのアルフォンソ・デイヴィスとダヨ・ウパメカノが国際試合で膝を負傷し、離脱を余儀なくされた。
「短期間で3人目のディフェンダーを失いました。これからさらに戦力を結集し、目標を追求し続けたい」とエーベルル氏は語った。
ブンデスリーガで勝ち点6差の首位に立つバイエルンは、8日にインテルとのチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグに臨む。
AP