
パリ:フランスの自動車メーカー、ルノーは火曜日、日本のパートナーである日産の再建計画により、第1四半期に22億ユーロ(24億ドル)の損失を計上する見込みであると発表した。
ルノーは声明で、「このマイナス寄与には、4月24日に日産が発表した効果的な事業再生に必要な減損とリストラ費用が含まれる」と述べた。
ルノーと日産は、1999年にルノーが日産を倒産から救って以来のパートナーである。フランスの自動車メーカーは日産に約36%の株式を保有している。
多額の負債を抱え、高額な事業再構築計画に取り組んでいる日産は、年間45億ドルの純損失を計上した。
また、全世界の従業員の15%を削減する計画を発表し、アメリカの関税による潜在的な影響についても警告した。
日産はライバルのホンダとの合併が生命線と見られていたが、ホンダが日産の子会社化を提案したため、2月に交渉は決裂した。
AFP