
リヤド】サウジアラビアのタダウル・オール・シェア指数は2日連続で上昇の勢いを強め、43.62ポイント(0.38%)高の11,532.27で引けた。
同指数の総取引高は53.7億SR(14.3億ドル)に達し、120銘柄が上昇、121銘柄が下落した。
王国のパラレルマーケットNomuも高値引けとなり、585.86ポイント高の27,928.99で取引を終えた。
一方、MSCIタダウル指数は0.41%上昇し、1,474.55で取引を終えた。
主要市場で最もパフォーマンスの良かった銘柄はサウジアラビア・リファイナリーズ社で、株価は9.85%上昇し65.80SRとなった。
Zamil Industrial Investment Co.の株価も上昇し、7.73%上昇のSR47.40となった。
ARTEX Industrial Investment Co.は4.35%上昇し、終値はSR13.44となった。
一方、Gulf General Cooperative Insurance Co.の株価は6.45%下落のSR7.11となり、この日のワーストパフォーマーのひとつとなった。
発表面では、Al-Babtain Power and Telecommunication Co.が2025年第1四半期の純利益を前年同期比6.77%増の8,820万SRと発表した。
同社は、生産性の向上、コスト削減、利益率の強化が増益の要因であるとしている。同社の株価は1.45%上昇しSR49となった。
タブク・セメントは、第1四半期の純利益が前年同期比28.35%減の1,304万SRとなった。
Tadawulへの声明の中で、同社は売上高とその他の収入の減少を主な理由としている。同社の株価は0.50%下落し、11.90SRとなった。
リヤド・セメントは、販売量の増加と平均販売価格の上昇により、第1四半期の純利益が前年同期比7.95%増の7,568万SRとなった。同社の株価は0.45%上昇しSR33.35となった。
アラビアン・ドリリングの第1四半期の純利益は、前年同期比48.63%減の7,500万SRとなった。同社の株価は1.78%下落し、SR82.90となった。
セノミ・リテールとして知られるファワズ・アブドルアジーズ・アルホカイール社は、第1四半期に180万SRの純利益を計上し、前年同期の1億5,170万SRの純損失から一転した。
同社は、好調な季節変動と引き続き業務効率化に注力したことが黒字転換につながったとしている。セノミ・リテールの株価は2.71%上昇し、15.94SRとなった。
Al-Jouf Agricultural Development Co.は、第1四半期の純利益が前年同期比5.26%増の3,465万SRとなった。同社の株価は1.76%上昇し、SR49.15となった。