リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は火曜日、リヤドで開催された「One Water Summit」の傍らで一連の会談を行った。
皇太子はフランスのエマニュエル・マクロン大統領やフランス企業のトップと会談した。
両者は、砂漠化と闘うための取り組み、専門知識や革新的な技術の交換、水の課題に対処し水資源の持続可能性を確保するための研究開発の強化について話し合った。
皇太子はまた、トルクメニスタンのグルバングリー・ベルディムハメドフ人民評議会議長、カザフスタンのカシム・ジョマルト・トカエフ大統領、モンゴルのルブサンナムスライン・オユン=エルデネ首相、パキスタンのシェバズ・シャリフ首相、世界銀行グループのアジェイパール・シン・バンガ総裁とも会談した。
会議では、二国間関係、水不足や干ばつに関連する環境問題に対処するための共同調整、さらに相互の関心事について話し合われた。
サミットはサウジアラビア、フランス、カザフスタンが共同議長を務め、世界銀行が支援した。
このサミットは、世界中の水問題に立ち向かうサウジアラビアの先駆的な国際的役割と、持続可能な環境問題へのコミットメントを強調するものであった。
サウジアラビア王国は、土地の劣化と干ばつを軽減することを目的とした国連砂漠化防止条約第16回締約国会議を開催している。
また、王国は60億ドルを拠出し、世界60カ国以上の開発途上国で200の水関連プロジェクトを支援していると述べた。