
東京:スティーブン・ヘイズ・ダカス氏が火曜日、セブン-イレブンを運営するセブン&アイ・ホールディングスの最高経営責任者に就任することが承認された。
日本人の母を持つこのアメリカ人は今年初め、日本で「コンビニ」と呼ばれる店舗を運営する株式会社セブン&アイ・ホールディングスの最高経営責任者に任命された。
同社がこれまで拒否してきたカナダのアリメント・クーシュ・タール社による買収提案は、株主総会では採決されなかった。両社はこの提案について協議中で、セブン&アイは社内調査を行っている。
ダカス氏は、海外へのアピールを広げている同事業のさらなる成長を約束している。セブン-イレブンはアメリカ最大のコンビニチェーンである。
急速に高齢化が進み、コンビニ・ブランド間の競争が激しい日本市場には課題があると言うアナリストもいる。
日本語と英語に堪能なダカス氏は、以前はウォルマートや日本の衣料品チェーン、ユニクロなどで働いていた。株主はダカスのリーダーシップと他の新チームに大きな期待を寄せているようだ。セブン-イレブンが単独でやっていくのか、それともクーシュ・タール氏と協業するのかはまだ不明だ。
日本のセブン-イレブンは、アイスクリームから電池、健康食品、温かい食事まで、あらゆるものを販売している。公共料金の支払いやコピー機の利用ができる店舗もある。また、災害時には地方自治体とも協力し、水、救援物資、トイレ、緊急情報などを提供している。
AP