
東京:小泉進次郎農相は木曜日、Xソーシャルメディアへの投稿で、高騰する米価を引き下げるため、関税のかからない輸入米の入札を例年の9月より早く実施すると発表した。
米は例年の12月ではなく、9月下旬までに届けられる予定だと小泉農相は述べた。
米価の上昇は、東京と参議院の重要な選挙を前に、消費者と政策立案者にとって深刻な懸念となっている。
政府は価格を安定させるために緊急備蓄米を放出し、消費者は平均価格の半額以下で米を買うために長い列を作っている。
90万トンの備蓄のうち約80万トンがすでに8月までに売却されることが決まっており、小泉氏は穀物を市場に供給し続けるために必要であれば輸入を利用すると述べていた。
日本は、世界貿易機関(WTO)内で合意された「ミニマム・アクセス」の枠組みのもと、年間10万トンまでの主食用米を無関税で輸入している。
ロイター