
東京:日本の日経平均株価は1,100ポイント以上上昇し、史上最高値を記録した。東京がワシントンの脅威である関税の最悪の事態を回避する合意に達したことで、取引所に楽観的な見方が戻ったためだ。
日経平均は午後に2.8%、1,162.86ポイント上昇し、42,983.34となった。
これまでの記録は、昨年7月に記録した42,426.77ポイントだった。
岩井コスモ証券はマーケット・コメントで、「米中貿易協議に対する緊張の緩和と、米国の間近に迫った(金利)引き下げに対する憶測が、日本企業の回復に対する投資家の期待を後押しした」と述べた。
それが継続的な買いにつながっている、と付け加えた。
正午過ぎには、幅広い銘柄が急騰を続けた。
米ハイテク株の上昇に続き、日本のハイテク投資家であるソフトバンク・グループは7.07%高の14,845円、半導体検査メーカーであるアドバンテストは7.34%高の11,255円と急騰した。
自動車メーカーのトヨタは3.14%高の2,860円、ユニクロを運営するファーストリテイリングは4.67%高の48,440円となった。
AFP