
東京:第12回日本・エジプト投資フォーラムが火曜日、東京で開催され、エジプトのクリーンエネルギーとアグリビジネスへの取り組みが紹介された。
会議には古賀祐一郎経済産業副大臣が出席し、エジプトのムスタファ・マドブーリー首相が基調講演を行った。
開会の辞と閉会の辞は、エジプト・日本ビジネス評議会のイブラヒム・エル・アラビー議長と、日本・エジプトビジネス評議会の加留部淳議長が行った。
エジプトは、肥沃な土地、通年生産、成長する農業工業地帯を有し、日本企業がアグリビジネス分野でプレゼンスを拡大するための、弾力的で気候変動に配慮したゲートウェイであることが紹介された。
エジプトは、柑橘類、野菜、畜産において地域のリーダーであり、湾岸、アフリカ、ヨーロッパ市場への直接的な物流ルートを提供していることが指摘された。
クリーンエネルギーの面では、エジプトは世界トップクラスの太陽光・風力発電地帯を有し、グローバル・サウスで最も野心的なグリーン水素アジェンダのひとつである。グリーン水素、アンモニア、先進エネルギー貯蔵インフラなどの分野で、日本企業との将来的な協力が構想されている。
フォーラムでは、エジプトの恵まれたビジネス環境と、ヨーロッパ、アフリカ、中東の接点に位置する戦略的立地、エジプトの工業地帯や製造拠点が強調された。