
ブラジルとインドのホンダ工場は、日本のホンダ自動車メーカーが、世界中で複数の工場に影響を及ぼしたサイバー攻撃から回復しようと奮闘しているため、工場の運営を停止した。
今週初めに起きたサイバー攻撃は、ホンダの内部サーバーを標的にし、本企業のシステムにウイルスを拡散した、と水曜日、広報担当者の女性はAFPに話した。
インドとブラジルのバイク工場は依然として、この攻撃により運営を停止していたが、トルコの四輪自動車の工場は水曜日、運営を再開した、と広報担当者の女性は述べた。
本企業は「まだ詳細を調査している」と彼女は述べた。
このサイバー攻撃は合計で、11箇所のホンダ工場に影響を及ぼした。地元メディアの報告によると、その中には米国の5箇所の工場も含まれているようである。
米国のすべての工場は運営を再開した、と広報担当者の女性は述べたが、それ以上の説明には応じなかった。
彼女は、工場運営の停止は、世界的なホンダの事業にほんの少ししか影響を与えていないはずである、と述べた。
ホンダなどの世界的な自動車メーカーは、コロナウイルスの大流行が原因の売り上げ落ち込みですでに大打撃を受けている。
先月、ホンダは売り上げが3月の事業年度末で14.9兆円(1380億ドル)の6パーセント下落したため、前年度より純利益が25.3パーセントの減少である、と報告した。
AFP