
ヘブシ・アルシャマリ
リヤド:サウジ政府は火曜日に、サウジの鉱業および金属産業に革命を起こし、この分野へ国内外からの投資を誘致することを目的とした新たな鉱業投資法を承認した。
バンダル・アルホライエフ産業鉱物資源相は、この法律は、2030年までに鉱業分野の国内総生産に対する貢献を2400憶サウジリアル(640憶ドル)以上押し上げ、輸入量を370憶リアル減少し、20万の直接・間接雇用生みだすための戦略的構想であると説明した。
新法は、鉱業分野の持続可能な財源となる鉱業基金の確立を促進させるとともに、地質調査や探査プログラムも支援する。
鉱業・金属産業の盤石さは、投資家たちの信頼を勝ち取るのに重要となる「良好なガバナンス」と「透明性」にかかっているとアルホライエフ氏は述べた。
新法は、それらの問題に効果的に対処するとともに、「持続可能性、環境保護、健康・安全規定の順守なども目的としている」という。
国内の鉱業プロジェクトが実施される付近の地域も、最終的には新法の恩恵を受けることになると彼は述べた。
63条項からなるこの法律は、サウジ国内の鉱物資源を有効活用する一助となり、専門家はその価値を5兆リアルと見積もっている。
産業鉱物資源省は、良好なガバナンス、明確な規定、明確なライセンス制度を保証することにより、鉱業セクターをサウジ産業の三番目の柱にすべく目指しているのだとアルホライエフ大臣は述べた。
新法の目的は、サウジアラビアを産業大国および物流拠点に変貌させるという国家産業開発物流プログラム(NIDLP)の目的と一致している。
NIDLPのスライマン・アル・マズロウアCEOは、新法は他の主要産業分野にも利益をもたらし、サウジの若者たちには職の機会を生み出すことになると述べた。
「今回の新法承認は、鉱業分野の発展に寄与し、同分野の競争力を上げて質の高い職を創出し、それが潤沢な投資を引き付け、さらには下部産業にもその利益を下ろしていくという、同分野の重要な役割を強化することは間違いありません」と彼はいう。
アル・マズロウア氏は、新法は包括的なものであり、鉱業および鉱物産業のすべての側面を網羅していると述べた。
この法が、同分野を国家経済の三番目の柱へと変換させる一助を果たすことになると彼は付け加えた。