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サウジアラビアがカショギ殺害についてのアメリカの報告書を「完全拒否」

サウジアラビア, アメリカ
サウジアラビア, アメリカ
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27 Feb 2021 07:02:34 GMT9
27 Feb 2021 07:02:34 GMT9
  • 外務省は、それは「凶悪な犯罪」について議会に提出された報告書に従っていると発表した

アラブニュース

ジッダ:サウジアラビアは金曜日、ジャマル・カショギ殺害にかんするアメリカ議会の報告書の調査結果を否定した。

サウジアラビアのジャーナリストは2018年10月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館で殺害された。彼は離婚の書面手続きをするために領事館に向かっていた。

外務省は、それは「サウジアラビア市民である凶悪なジャマル・カショギ殺害についての」アメリカ議会に提出された報告書に従っていると発表したうえで、「サウジアラビアの指導力にもかかわる報告書における、ネガティブで間違った受け入れがたい評価を、サウジアラビア王国政府は断固拒否し、また、報告書には誤った情報・結論が含まれていると言明した」。

外務省はこのように発表した。「外務省は、この事件は忌まわしい犯罪で、サウジアラビア王国の法と価値に対する甚だしい侵害だという、サウジアラビア王国関係当局による過去の声明を繰り返してきた。この犯罪は、すべての関連法令を破り、それらを敷く機関の権威を損ねる集団によってなされたものである」。

外務省は、サウジアラビア王国の機関は「法制度の範囲内で、この事件にかかわった者を適切に捜査し、正義が果たされるよう、あらゆる可能な手段を用いた」と発表した。そして、事件にかかわった者は、サウジアラビアの法廷で裁かれ、判決を下されたということ、また、「こうした判決はジャマル・カショギの遺族に歓迎された」ということを指摘した。

この声明はこう続けられた。「サウジアラビア王国はこの凶悪な犯罪を公然と非難し、このような悲劇が二度と起きないよう必要な対策をとるために指導力を発揮したのにもかかわらず、不当で誤った結論をともなうこの報告書が公開されたことは誠に残念だ」。

「サウジアラビア王国は、その指導権、主権、司法制度の独立性を侵害するいかなス措置も拒絶する」。

外務省は、サウジアラビア王国とアメリカ間の関係が、「強固で永続的なパートナーシップ」であることを繰り返した。

また、外務省はこう付け加えた。「このパートナーシップは、約80年間にわたり、相互尊重の下で涵養され、地域と世界の安全保障と安定性を支えるさらなる連携や協議を通し、両国の機関はあらゆる側面におけるこうした結び付きを強化してきた」。

「私たちは、サウジアラビア王国とアメリカ合衆国間の、強固で戦略的なパートナーシップの枠組みを形成する、永続的な基盤を維持し続けることができるよう望んでいる」。

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