
ロンドン:コロナウイルスの流行により自動車産業が需要の減少に苦しむ中、日本の自動車メーカー、日産はイギリスの工場で働く248人の臨時労働者の契約を延長しないことを木曜日に発表した。
イギリス北部にあるサンダーランド工場は3月半ばから操業を停止しており、今週初めになって操業を再開したものの、ジュークとキャシュカイの2車種を製造する1生産ラインのみでの再開となっている。
日産の発表では、キャシュカイと電気自動車のリーフを製造する第2生産ラインは6月22日に操業を再開する。
同社は声明のなかで、「ヨーロッパの現在の景況下、サンダーランド工場では生産量が減少する局面にあります」と述べた。
「そのため、残念ながら、工場の248人の臨時製造スタッフの契約は延長しないことになりました」
この削減によって工場での総従業員数は5,750人となる。
ロイター通信