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武田薬品工業、欧州のノン・コア資産を約5億6,200万ドルでCheplapharm社に売却

武田薬品工業株式会社、主に欧州およびカナダで販売している同社のノン・コア資産である一部の医療用医薬品のポートフォリオをCheplapharm社に売却。(Shutterstock)
武田薬品工業株式会社、主に欧州およびカナダで販売している同社のノン・コア資産である一部の医療用医薬品のポートフォリオをCheplapharm社に売却。(Shutterstock)
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08 Sep 2020 10:09:44 GMT9
08 Sep 2020 10:09:44 GMT9

武田薬品工業株式会社は9月8日、主に欧州およびカナダで販売している同社のノン・コア資産である一部の医療用医薬品のポートフォリオについて、Cheplapharm社に売却することで合意した、と発表した。

Cheplapharm社は、ドイツに本社を置く医薬品企業で、25年にわたり医療用医薬品を他社から導入し、自社の製品として伸長させてきた実績のある会社。武田薬品工業は、一定の法律上・規制上のクロージング条件を満たすことを前提に、一時金としてCheplapharm社から約5億6,200万ドルを受け取る。

Cheplapharm社への譲渡対象となるポートフォリオは、主に欧州およびカナダで販売する様々な疾患領域の医療用医薬品からなる。これには、循環器・代謝領域、抗炎症領域の製品およびカルシウム製剤などが含まれる。譲渡対象の製品全体での2019年度の売上高は、約2億6,000万ドル。これらのポートフォリオは、販売されている国々の患者の主なニーズに対応するものだが、同社の主要な5つのビジネスエリアには該当しない。同社の欧州・カナダ(EUCAN)ビジネスユニットは、今回の譲渡によりさらにポートフォリオの最適化を進めることで、主要なビジネスエリアへ注力し、同領域を成長させることができる。2020年4月、武田薬品工業はノン・コア資産として欧州における一部の一般用医薬品をOrifarm社に譲渡することを発表した。

武田薬品工業のEUCANビジネスユニットのプレジデントであるジャイルズ・プラットフォード氏は、「今回の譲渡は、当社のポートフォリオの簡素化および最適化戦略における重要なマイルストンであり、当社が消化器系疾患、希少疾患、血漿(けっしょう)分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)という主要な5つのビジネスエリアで引き続き成功を収めることに資するものです。パートナーであるCheplapharm社は、当社と同様に患者さんへのコミットメントを大切にしており、患者さんのために将来にわたりこれらの重要な製品への投資を継続するための経験やリソースを有していることを大変うれしく思います」と述べている。

同社のチーフ・ファイナンシャル・オフィサーであるコスタ・サルウコス氏は、「当社は、当社の長期戦略に沿ってポートフォリオの簡素化および最適化を進めており、本譲渡により当社は引き続き患者さんへのフォーカスを強化してまいります。今回譲渡対象となる製品は、販売されている国々の患者さんの主なニーズに対応するものですが、当社の主要なビジネスエリアには該当しません。これらの製品を患者さんに引き続き確実にお届けするうえで、Cheplapharm社が最適なパートナーであると確信しています」と述べている。

今回の医療用医薬品のノン・コア資産の譲渡は、同社の継続的な資産売却戦略に資するものだ。武田薬品工業は先月、武田コンシューマーヘルスケア株式会社をBlackstoneに23億ドルで譲渡する契約を締結したことを公表した。

武田薬品工業は、6月にはアジア・パシフィックの国々に限定して販売する同社のノン・コア資産ポートフォリオをCelltrion社に最大2億7,800万ドルで譲渡する契約を締結、4月には、ノン・コア資産として欧州における一部の一般用医薬品およびデンマークとポーランドの製造施設をOrifarm社に最大6億7,000万ドルで譲渡する契約締結を、3月にはラテンアメリカにおけるノン・コア資産をHypera Pharma社に8億2,500万ドルで譲渡する契約締結を公表した。また、以前公表していた、ロシア・CISにおけるノン・コア資産のSTADA社への譲渡および中近東・アフリカにおけるノン・コア資産のAcino社への譲渡は完了した、としている。

AP通信

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