
ドバイ:月曜日、最高経営責任者は、カタール航空が少なくとも今後2年間はエアバスA380を運用する予定はないと、発言した。これは、超大型機が2021年に運航を再開する可能性があるという以前の予測よりも長い。
国営航空会社は、新型コロナウイルスの危機が旅行の需要に壊滅的な影響を及ぼしたため、10機のA380の運航を停止した。
アクバル・アル・ ベイカー最高経営責任者は、「少なくとも今後数年間はA380を運用する予定はないと思う」と、Web会議で発言した。
同氏は、6月に同航空機は少なくとも来年の半ばまで運航を停止したままになるであろうと、発言していた。同航空会社は、機齢10年になった機体から順次退役させる方針で2024年からA380の退役を開始する予定である。
同氏は、パンデミックが発生する前に、同航空会社が2019年の成長率を確認し、A380の運航を再開すると、発言していた。
同航空会社が現在運航している100の都市への航路は、ヨーロッパでの新たな感染の波と旅行の制限のために、計画より25も少ないと、発言した。
同氏は、A380を運用している他社を「愚か」だと批判し、需要が不十分で価格が下がるだろうと、発言した。
危機により航空旅行の需要が急激に減少したため、エールフランスは今年A380を退役させ、ブリティッシュ・エアウェイズとカンタス航空は、ボーイング747を退役させた。
湾岸諸国の航空会社、エティハド航空は、運航停止中のA380機の運航を再開するかどうかを検討している一方、超大型機の最大の顧客であるエミレーツ航空は同航空機でいくつかのサービスを再開した。
ロイター