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アラムコ、経済活動が改善し、第3半期に118億ドルを達成

アラムコは今年第3四半期の配当金187億5,000万ドルを分配すると語った。(AFP)
アラムコは今年第3四半期の配当金187億5,000万ドルを分配すると語った。(AFP)
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03 Nov 2020 10:11:58 GMT9
03 Nov 2020 10:11:58 GMT9
  • 同社は来年の設備投資予算を見直しており、2020年新規投資に約200億ドルを確保した
  • 同四半期の総フリーキャッシュフローは124億ドルとなった

フランク・ケイン(Frank Kane)

ドバイ:世界最大の石油企業サウジアラムコ(Saudi Aramco)は、2020年第3四半期に改善された業績を報告したが、COVID-19パンデミックのロックダウン余波による世界経済低迷による大きな影響をいまだに受けている。

同社はサウジアラビアのサウジ証券取引所(Tadawul exchange)に上場しているが、9月末に終わる3カ月の純利益は昨年同時期と比べ半減したが、世界石油市場へのパンデミック影響がピークだった前四半期と比べ80パーセント増加した。

アミーン・ナーセル(Amin Nasser)社長兼最高経営責任者は「第3四半期は、世界エネルギー市場への逆風にもかかわらず、改善された経済活動による回復の早い兆しが見えた」と語った。

同四半期の配当金は187億5,000万ドルで、昨年、当時の記録破りの新規株式公開(IPO)で行った株主に対する公約を達成し、「株主価値に対する約束を当社は維持した」と同氏は語った。

同四半期の総フリー・キャッシュフローは124億ドルとなった。比較的低い石油価格と世界中の原油需要減少という状況を考えれば、利益減は予想された。アラムコの利益率は大手石油会社の同種グループどれよりもはるかに高かった。同社株価は取引始めに1パーセント値を上げた。

同四半期はサウジアラビアの公的投資基金(Public Investment Fund)からアラムコが購入した石油化学グループSABICの初の財務報告であり、数字に含まれていた。

同氏は「アラムコのSABICとの統合は計画通り進んだ、当社の強靭性は当社のユニークな規模、上流の低い炭素強度と低い生産コストにより支えられている。世界経済と社会情勢が進展すれば、温室効果ガス排出を低下させるこのような強みと継続する意欲は、当社が世界経済回復のエネルギーニーズを支える良い位置にいることを示している」と語った。

アラムコは来年の設備投資予算を見直しており、2020年新規投資に約200億ドルを確保した。「当社は市場の変動を前にして、資本配分に対して統制が取れ柔軟なアプローチを採用し続ける。このような困難な時期を通して管理し、目的を果たす当社の能力に自信がある」と同氏は語った。

アラムコは地球温暖化と闘う「循環炭素経済」の一部として大プロジェクトに尽力しており、「世界のエネルギー移行に寄与する新規で革新的なソリューションに対する当社の焦点をさらに強化する」同四半期中に、日本へクリーンな「ブルー」アンモニア貨物を初納品した。

現在の市場の見通しに関して、同氏は「2020年第3四半期は、COVID-19関連の規制を緩和した世界の政府がいくつかあり、改善された経済活動への刺激策を提供したので、世界エネルギー市場では回復の早い兆しが見られた」と語った。

「原油に対する需要は上昇し始め、前四半期と比べて強い原油価格に反映されている。ますます好ましくなる経済環境および当社の低コスト生産とユニークな運用モデルが一緒になり、第3四半期の収益とキャッシュフローが改善した」と同氏は語った。

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