
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプトのモスタファ・マドブリー首相は、同国の学校教育で使用するタブレットパソコンの国産化プロジェクトの次のステップについて政府内で議論した。
会談に出席したのは、タレク・シャウキー教育相とアムール・タラート情報通信相だ。
同国内閣によると、首相は、先端テクノロジーを活用した教育インフラ改善の取り組みの一環として、政府がタブレットの国産化プロジェクトを非常に重要視していることを再確認することから議論はスタートしたという。
タラート氏は、エジプト国内でタブレットを製造する生産ラインを建設するために、現在、国際的なタブレットPCメーカーと交渉が進行中であると述べた。
同氏によると、このメーカーとは、エジプトの主要都市のひとつに新しい生産ラインを構築するという政府の意向を共有しており、製造プロセスの一部は、中東およびアフリカ各国に輸出されるという。また生産能力を拡張し、起業家能力を高めるためのプログラムを実施することも検討している。
タラート氏は、同社の新工場は500人の雇用機会を創出し、携帯電話を製造する生産ラインの建設についても交渉中であると述べた。