
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアで行われた最近の世論調査によると、回答者のほぼ半数が2021年に海外渡航を考えているという。
ドバイのアラビアン トラベル マーケット(ATM)の主催者、リード トラベル エキシビションの依頼でYouGovが行った「グローバル ホリデー インテント」という調査結果によると、アラブ首長国連邦の回答者の48%、サウジアラビアの回答者の46%が、2021年に海外渡航制限が撤廃された時には海外渡航を考えていると答えている。
世論調査は2020年10月と11月に行われ、その時点ではCOVID-19の ワクチンの開発見通しは立っていなかった。
「調査対象のほぼ半数が2021年に海外渡航を考えており、世界中でワクチン接種が開始されれば、その数は増加の一途をたどると思われる」とエキシビションのディレクター、ダニエル・カーティスがATM でそう語った。
「海外への渡航に関しては、外国人居住者の多くがリラックスできる休暇を望んでおり、また、家族や友達に会いに里帰りしたいと考えている」と彼女は続けた。
「海外からの渡航に関して、ドイツ人回答者のほぼ3分の1が海外渡航を考えていると答えているのは朗報だった。ドイツはヨーロッパ最大のGCC(湾岸協力会議)地域行き国際路線市場の一つであり、2018年には180万の宿泊件数があった。実際、2019年の1月から6月の間に31万6千人のドイツ人がドバイを訪れている」
サウジアラビアを起点に出入国する国際線、そして国内線のすべてが、同国によるCOVID-19の感染拡大抑止策の一環として、今年3月に運行が禁止された。
国際線は2021年1月まで完全には再開されないが、国内線は今年5月末に再開されて いる。
ATMエキシビションは2021年5月16日から19日まで、ドバイ ワールド トレード セン ターで開催される。