
パドミニ・グプタ
ドバイ:GCC(湾岸協力会議)全体の低所得移民に送金や金融サービスの支援を行うフィンテックのスタートアップ「Rise(ライズ)」の共同創設者兼CEOパドミニ・グプタ氏がアラブニュースに語ったところによると、スタートアップはサウジアラビア変革の重要要素になっている。
「サウジアラビアが改革を続け、石油分野から離れて多様化し、民営化の取り組みを続けているため、スタートアップはこの変革の重要な要素となっている。SAMAによる今年の持続的支援により、サウジアラビアではフィンテック企業の急増につながった。サウジの企業と住民がより迅速で公平に金融サービスを利用できるよう役立っている。」と氏は述べた。
「2021年のサウジアラビア多様化で、フィンテック企業が重要な役割を果たし、特に金融サービス分野内の継続的統合を考えると、GDP成長促進のための信用と資本をより迅速に伝達できるようにすると考えている。」
「フィンテックは、オムニチャネルバンキング、金融サービス提供の多様化、セキュリティ向上、そして最終的にコスト削減を可能にする。同様に、サービスを受ける人々へのリーチも拡大する。」
「コロナウイルス流行による前例のない困難にもかかわらず、政府の政策と規制、インフラの進歩、そしてフィンテック企業への投資の増加がみられた。これは、サウジアラビアのフィンテック業界支援のための強固な基盤を構築し、『ビジョン2030』に有意義な形で貢献するだろう。」と氏は付け加えた。