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ブライアン・フック:武器禁輸措置は何らかの方法で延長される

イラン担当特別大使ブライアン・フック氏。(AFP)
イラン担当特別大使ブライアン・フック氏。(AFP)
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14 Aug 2020 04:08:15 GMT9
14 Aug 2020 04:08:15 GMT9
  • イランへの特別大使フック氏はメンバー国に対し「イランの暗い影の中に暮らす」中東諸国の願いを尊重し、延長に票を投じるよう求めた。

エフレム・コサイファイ

ニューヨーク:米国は10月に期限切れとなるイラン武器禁輸措置を延長するための国連安全保障理事会決議案を提出した。

イラン担当特別大使ブライアン・フック氏は電話での記者会見で、決議は2007年に実施された「既存の武器禁輸措置の純然たる繰り越し」であると述べた。

「武器禁輸措置の期限切れを許すことはイラン核合意における大きな欠陥だった。有効期限は5年間という人工的なタイムラインに基づいて設定されるべきではなかった。無責任な譲歩だった」と氏は述べた。

フック氏は、全常任理事国によって支持された条項を米国が追加した新しい提案を「妥協の文章」と呼んだ。

米国のケリー・クラフト国連大使はすべてのメンバー国に対し「武器禁輸措置の失効を許すことによる現実世界への影響に対して目を覚ます」よう求めた。「安保理の目的は世界の平和と安全保障を促進することだ。武器禁輸措置を延長しなければ、この責任への侮辱となるだろう」

フック氏はメンバー国に対し「イランの暗い影に暮らす」中東諸国の願いを尊重し、延長に票を投じるよう求めた。

氏は、安保理に対して団結して武器禁輸措置の延長を求めた湾岸協力会議(GCC)のメンバー6カ国からの手紙の引用を読み上げた。

「(イランは)国連憲章に明らかに違反する形で、拡張主義地域政策の不可欠な一部として、また長年にわたるGCC加盟国を含むアラブ諸国の内政に対する干渉として、地域全体に武器を増殖させ続けてきた。我々は、イランが我々の地域におけるテロ支援国家であり、地域全体で暴力的な武装テロリストを積極的に育成し、訓練し、装備し、指示してきたことを強調した」

フック氏は、紛争に最も近い人々の願いを尊重し、延長に投票するよう安保理メンバー国に促した:

「棄権は、懸念に対して行動を起こすことなく懸念を表明するという、両方を取りたい者にとってはある種魅力的な選択肢かもしれない。しかし棄権を選べば、安保理メンバー国に賛成票の望みを託す地域の国々はそのことを決して忘れないだろう」

フック氏は今週辞任した。その後を継ぐエリオット・エイブラムス氏が何をもたらすかというアラブニュースからの問いに対し、フック氏は「さらによい働きが得られることになる。エイブラムス氏は何十年間も中東問題に取り組んできた。この件で素晴らしい仕事をするだろう」と答えた。

エイブラムス氏の指名により、その後「スナップバック」(制裁復活)が続くのではないかという憶測が直ちに引き起こされた。

批評家は、米国はイランに対する共同包括的行動計画から撤退したことで、ロシアと中国が反対するスナップバックを発動することは法的にできないと主張する。

この主張に対して、米国は決議第2231号によるスナップバック発動の権利を説明する法的文書を回覧した。

「用語を定義することは重要だ。イラン協定は拘束力のない政治的約束事からなる政治上の取り決めだ」とフック氏は言う。「したがって、対応する法的義務に国家が違反している場合は法的権利を行使できないと主張する者は、第2231号の読み方をわかっていない」

しかしフック氏は、政権が現在焦点を当てているのは武器禁輸措置でありそれが通過するようにすることだと繰り返した。「我々は確かに延長の必要性とメリットに関する主張を述べた。安保理の足並みがどう揃っていくかじきにわかるだろう。しかし…我々は武器禁輸措置が何らかの形で確実に延長されるようにするつもりだ」と氏は述べた。

 

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