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レバノンのキリスト教聖職者が国家危機についてヒズボラとその支持者を批判する立場をとる

13 Jul 2020
レバノンのキリスト教最高位聖職者であるビハラ・ブートロス・アル・ライ氏は、イランを後ろ盾とするシーア派集団ヒズボラと、名指しは避けたがその支持者に対して、日曜にこれまでよりも一層の非難を表明した。(資料写真/AFP)
レバノンのキリスト教最高位聖職者であるビハラ・ブートロス・アル・ライ氏は、イランを後ろ盾とするシーア派集団ヒズボラと、名指しは避けたがその支持者に対して、日曜にこれまでよりも一層の非難を表明した。(資料写真/AFP)
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Updated 13 Jul 2020
13 Jul 2020
  • ライ氏はキリスト教マロン派の総大司教として影響力を持つ。マロン派はキリスト教コミュニティーであり、大統領は政党システムのなかでマロン派から選ぶことになっている
  • レバノンは、1975年から1990年にかけての内戦以来で最大の不穏化原因である金融破綻に見舞われている。

ベイルート:レバノンのキリスト教最高位聖職者が日曜日に、イランを後ろ盾とするシーア派集団ヒズボラと、名指しは避けたがその支持者たちに対してこれまでよりも一層の非難を表明し、レバノン国民は同盟諸国から孤立して減退へと追い込まれることを拒否すると述べた。

レバノンは、1975年から1990年にかけての内戦以来で最大の不穏化原因である金融破綻に見舞われている。

続く2つ目の説教でマロン派総大司教ビハラ・ブートロス・アル・ライ氏は、レバノンが中立であることの重要性、そしてスンニ派主導のアラブ諸国との紛争状態にあるイランを支持する重武装のヒズボラへの暗黙の非難を強調した。

ライ氏はキリスト教マロン派の総大司教として影響力を持つ。マロン派はキリスト教のコミュニティーであり、大統領は政党システムのなかでマロン派から選ぶことになっている。

ライ氏の最後の2つの説教は、ヒズボラとその協力者であるミシェル・アウン大統領の政策に対してこれまでよりも公然と非難する立場への移行を示すものとしてみられている。

両者ともハサン・ディアブ首相の政府を支持している。

「今回のライ氏の介入は、彼の政治的スタンスが大統領支持から脱却し、中東や世界におけるレバノンの政治的立場を批判する方向へと移行したのだと見られています」とカーネギー中東センターのモハナド・ハジ・アリ氏は述べた。

ライ氏はメールで送信した説教のコピーのなかで、レバノン国民は「議会が多数決で憲法や……レバノン式現代社会を混乱させることを拒否し、レバノンを兄弟や友人諸国から孤立させることを拒否し……そしてレバノンを豊かさから貧困へ、繁栄から減退へと移行させることを拒否する」と述べた。

レバノンの危機は、派閥支配層による何十年にもわたる汚職や悪政に根差している。

ヒズボラ事務局長サイード・ハサン・ナスララ氏は、経済立て直しの支援を模索するレバノンに対して東に目を向けろと呼びかけてきた。しかし彼は先週、これはレバノンが世界から孤立すべきだと言っているわけではないと述べた。

ロイター

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