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日産がチップ不足でコンパクトカー「ノート」の生産削減を余儀なくされる

東京の日産自動車ショールームで見られた訪問者の姿。2020年11月11日撮影。(ロイター)
東京の日産自動車ショールームで見られた訪問者の姿。2020年11月11日撮影。(ロイター)
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08 Jan 2021 11:01:52 GMT9
08 Jan 2021 11:01:52 GMT9

東京:日産自動車が金曜、半導体不足のためベストセラーのコンパクトカー「ノート」の今月の生産量を削減すると発表した。コロナウィルス危機から需要が回復する中、チップ不足の打撃を受ける最新の自動車メーカーとなる。

日本の同業者ホンダも金曜、日本での生産が半導体不足の影響を受ける可能性があると述べた。

消費者の需要がコロナウィルスパンデミックから回復傾向にあり、自動車メーカーや電機メーカーが世界的なチップ不足に直面し、生産の遅れが生じている。

日産は神奈川県の追浜工場でハイブリッド電気自動車「ノート」の生産を削減する計画を発表したが、減産規模の詳細は明らかにしなかった。

日経新聞が伝えるところによれば、日産は追浜での1月のノートの生産を、当初計画の15,000台から約5,000台に削減するだろうという。「世界的な半導体不足が自動車部門の部品調達に影響を与えてきた。この不足の結果、日本の追浜工場は1月の生産量を調整し、日産ノートの生産を削減する」と、日産は声明で述べている。

ドイツのフォルクスワーゲンは先月、半導体の供給不足に直面しており、中国、北米、欧州の施設での生産を調整するかもしれないと発表した。

ホンダも「部品供給に多少の影響が見え」始めていると同社の広報担当者が述べ、各モデルについて生産調整を検討していると付け加えた。

ホンダは今月、生産量を初めて約4,000台縮小する。主に、三重県鈴鹿市の工場で作られるサブコンパクトカー「フィット」が影響を受けると、日経新聞が金曜に伝えた。

10月に日本の南部地域で起こった、旭化成の一部門である旭化成エレクトロニクス(AKM)所有のチップ工場の大規模火災も、半導体供給に打撃を与えた。

ホンダの半導体在庫は2月まで確保されている一方で、同社は「現在、代替的な供給品を含め、今後の供給について検討している最中」と、広報担当者は述べた。

それとは別に、中国のGACは、ホンダとの共同事業が特定のモデルの供給に関して警告を受けたことを発表したが、詳細は明らかにされていない。

やはりホンダと提携する中国の東風自動車は、コメントの求めにすぐには返答しなかった。

ロイター

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