
カルドン・アズハリ
東京:経済産業省・資源エネルギー庁のデータによると、日本は2020年12月、3288万 バレル、全輸入量の40.6%の原油をサウジアラビアから輸入したことが分かった。
日本の同月の原油輸入量は合計8098万 バレルでそのうちの92.5%にあたる7488万バレルは中東の5か国からの輸入となっている。
内訳を見ると、アラブ首長国連邦は2586万 バレルで全体の31.9%を占めた一方、カタールからは全体の9.7%にあたる786万 バレルが輸入された。
また、クウェートは590万バレルで7.3%を、イラクは190万バレルで2.4%を占めた。
バーレーンとアルジェリアはそれぞれ0.2%ずつだった。この統計によると12月オマーンからの輸入はないという。
サウジアラビアとクウェートの国境付近にある自然地帯からの輸入は、総輸入の0.4%であった。
ロシアからは329万 バレルで原油の総輸入量の4.1%、アメリカからの輸入は0.4%ほどだった。
テヘラン主導の日本における石油エネルギー企業は昨年からの米国の制裁措置を受けている。制裁以前は、イランからの石油は日本の石油需要の約5%を供給していた。
統計の数値は、2020年12月の1か月間に日本の港にある製油所、タンク、倉庫に到着した原油の量を表している。