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関係筋によるとクウェートは一部のアジアの顧客のために石油供給取引の短縮を計画している

クウェート国営石油会社(KPC)の関係者は、インドの顧客と同社の次の石油供給契約は、2022年3月ではなく4月から12月に実行されると述べた。(ファイル / シャッターストック)
クウェート国営石油会社(KPC)の関係者は、インドの顧客と同社の次の石油供給契約は、2022年3月ではなく4月から12月に実行されると述べた。(ファイル / シャッターストック)
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18 Feb 2021 12:02:59 GMT9
18 Feb 2021 12:02:59 GMT9

ニューデリー:関係筋は、石油生産会社のクウェート国営石油会社(KPC)は、新しい製油所からの需要を満たすために、インドと日本の一部の顧客との年間供給契約を今年の9ヵ月間に短縮することを協議しているとロイターに述べた。

今月のインドの石油精製業者との話し合いの中で、クウェート国営石油会社(KPC)の関係者は、インドの顧客と同社の次の石油供給契約は、2022年3月ではなく4月から12月に実行されると述べた。

石油輸出国機構(OPEC)第4位の生産国は、2022年の第1四半期に供給を約束する前に、10月から11月にかけて状況を評価すると述べた。

世界第3位の原油輸入国であるインドの石油精製業者が新型コロナウイルス感染症のパンデミックから需要の伸びに対応するために生産量を増やすことを受け、石油輸出国機構(OPEC)の割り当てに準拠するために今年のインドへの石油輸出を削減するという同機構の第2の生産国であるイラクの決定に従い変更が提案された。

関係筋は、クウェート国営石油会社(KPC)の日量615,000バレルの同国の4カ所目のアル=ズール(Al-Zour)製油所は、クウェートを同地域で最大の石油生産国の1つになるべく、年末に向けて操業を開始する予定であると述べた、。

情報筋の1人は「来年初頭に内需が拡大するため、同社は顧客との契約を調整している。通年の契約を回避するために、クウェート国営石油会社(KPC)は契約期間を9ヵ月に短縮した」と述べ、クウェート国営石油会社(KPC)は2022年4月から再び12ヵ月の契約に署名すると付け加えた。

クウェート国営石油会社(KPC)は、ロイターからの電子メールによるコメント要請に応じなかった。

供給逼迫

情報筋によると、インドの石油精製業者は、イラクが今年バスラ・ライト原油の期間供給を削減し、今年、クウェートからの石油輸入の増加を計画していた。

情報筋は、インド国営の石油大手バーラト・ペトロリアムがクウェート国営石油会社(KPC)からの供給を25%増量し、日量60,000 バレルにし、2021 / 22年に日量50,000バレルを追加で購入するオプションを求めている。同社は3月31日までの今会計年度に日量28,000バレルを購入するオプションがあったと述べた。

マンガロール・リファイナリー・アンド・ペトロケミカルズも契約量の増加を目指している、インドの石油精製業者の1社であり、2020 / 21年の日量10,000バレルからオプションの購入量を日量15,000バレルに引き上げ、14%の引き上げとなる日量40,000バレルを求めた。

インディアン・オイルは、契約量を日量120,000バレルから日量100,000バレルに削減を望む一方で、オプションの量を日量30,000バレルから50,000バレルに引き上げようとしている。

3社は、ロイターからの電子メールによるコメント要請に応じなかった。

情報筋は、日本の石油精製業者が契約期間について交渉している間、インドの石油精製業者3社とクウェート国営石油会社(KPC)がまだ新しい供給契約の下で購入量を交渉していると付け加えた。

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