
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの金融規制当局は、「作為的で誤解を招く」行為への関与で5人の容疑者を提訴したとの声明を、国営サウジ通信(SPA)で発表した。
サウジアラビア資本市場庁は、容疑者らは資本市場法第49条、および市場行動規制法第2条と第8条に違反したとしている。
声明によると容疑者らは、「為替に影響を及ぼす目的での株式売買を行い、市場取引における操作的で誤解を招く行為に関与した」という。
「彼らは、複数の上場企業の株式を取引(購入)した後、ツイッターやフォーラムなどのSNS上で、為替相場に影響を及ぼすことを目的として自分たちの見解を宣伝した」と声明は続けた。
「その後に彼らは、その影響を受けて価格が上昇した上場企業の株式を取引(売却)した」
声明では、昨年1月20日から10月1日の間に、サウジの証券取引所に上場された37企業の株価に影響を及ぼす同様の不審行為が探知されたという。