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日本のMUFG、2021年のサウジアラビア経済回復を予想

藤澤宏明 MUFGリヤド支店長(提供画像)
藤澤宏明 MUFGリヤド支店長(提供画像)
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23 Feb 2021 07:02:06 GMT9
23 Feb 2021 07:02:06 GMT9
  • サウジの変革戦略は投資に大きく依存するものであり、引き続き民間セクターが重要な役割を担う

アラブニュース

世界的金融サービスグループであり日本最大級の金融機関であるMUFGは、サウジアラビアGDP 成長率の-4.8パーセントから3.6パーセントへの上昇の予測、またさらなる原油増産および非石油セクターの回復も加わり、2021年にはサウジ経済が迅速かつ力強い回復を遂げると予想している。

「構造改革経済に支えられた長期的成長へのエネルギー、活力、勢いとともに、ビジネスのしやすさや生産性が向上することで、王国における日本その他各国の企業にさらなる機会がもたらされます」と、MUFGリヤド支店長の藤澤宏明氏は語った。

MUFGは2018年10月にサウジの首都リヤドに支店を開設し、サウジで法人顧客に向けて預金、外国為替、決済を含むフルバンキング業務を提供する初の日本の金融機関となった。

地域での足取りの発端が100年以上前にもさかのぼる、信頼のおけるパートナーとして、MUFGは法人顧客からのニーズの高まりに応えて中東における銀行業務を拡大し、日本やアジアの企業の中東・北アフリカ地域の玄関口として確立してきた。

MUFGはリヤド支店の開設により、サウジリヤル建てのローン、預金、資金振替、外国為替の取引を直接提供することが可能となる。

「これらのビジネス需要は今後も伸び続けます」と藤沢は語る。藤沢は、王国の変革戦略は投資に大きく依存するものであり、引き続き民間セクターが重要な役割を担うだろう、と続けた。

MUFGの中東・北アフリカ新興市場調査長エーサン・コーマンは語る。「ウイルス封じ込めに成功した後、サウジアラビアの焦点は王国のビジョン2030に立ち戻っています。コロナの影響が引くとともに、ビジョン2030構造改革プログラムがどれくらい早くスピードを取り戻すことができるか注目しています。改革が最も大きな影響を及ぼす3つの主要領域に目を向けています。第一に、ビジネス環境の改善です。サウジアラビアは世界銀行の「ビジネスのしやすさ指数」において32ポイント上昇と、著しいスコア改善を遂げています。第二に、ビジネス環境向上に引き続き成功することで、政府支出から投資への転換の中核をなす成長エンジンとしての外国直接投資の発展につながります。最後に、労働市場における不均衡への対応が、サウジ国民にとっての雇用機会向上にとって極めて重要となります」

「私たちは、改革政策が長期の成長率を押し上げるだけでなく、経済に構造改革がもたらされることで、長らく投資や生産性の障害となってきたものが取り除かれることと依然楽観的に見ています」

コーマンによると、企業活動は2019年11月以来最高の水準に達しているとのことだ。企業活動の健全性の主要な指標であるサウジアラビアのPMIは、12月の57から1月には57.1に上昇した。これは14カ月ぶりの高スコアであり、5カ月連続の伸びとなっている。「PMIの力強い数字は、政府支出ではなく投資を成長エンジンとするやり方に変えようという流れとも一致するものです」と、コーマンは続けた。

写真キャプション:藤澤宏明氏(MUFGリヤド支店長)

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