
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアは最近、活気づく産業への投資を促すために、大手通信会社の通信網におけるゲームの応答時間を政府で測定した。
サウジアラビア王国通信情報技術委員会(CITC)は、「ゲーム・モード」戦略を立ち上げたが、これは通信事業者間の競争を促し、プレイヤーにベストな環境を与えることを目的としている。
また、Saudi Press Agencyによると、それは通信網運用の重要な指標であるビデオゲームの応答時間において、最も迅速であったインターネットサービス提供者に対する、3か月ごとのの表彰を予定している。
初のレポートによると、人気ゲーム「フォートナイト」における2020年第4四半期の平均応答時間のトップはMobilyで、その記録は平均21秒であった。その他大手通信会社であるIntegrated Telecomは平均28秒、Zainは平均29秒、サウジ・テレコム・カンパニー(STC)は平均35秒で、全国平均は33秒となった。
サッカーゲーム「FIFAシリーズ」もまたゲーム・モードにより調査され、平均応答時間29秒でZainがトップに立った。
サウジアラビア王国におけるゲーム市場は、26億リヤール(6.9億ドル)にのぼり、その成長率は世界の中でも高い。10年後にはゲーム市場は95億リヤールにまで拡大するであろうと予測されている。
サウジアラビア王国のパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)はまたゲーム部門で存在感を増しつつあり、昨年の第4四半期の間には、30億ドル以上相当の米ゲームメーカー3社の株を獲得した。